2013年04月06日

狂人貧乏して不善をなす

北朝鮮から“オキナワ”やグアムも狙われているという事で、最近は、オキナワから他県へ避難する者はいないかと見張っているが、なかなか露骨に逃げ出す者がいないが、実際のところはわからない。

ニュースでは、大体、金正恩の父や祖父の記念日となる、今月の15日、25日がミサイル発射の目安とか言ってたりする。

グアムなんか、例の通り魔事件もあり、これでは、観光に相当な痛手ではないだろうか。

ターゲット先の地理状況を事前に調べる事もあるだろうから、すでに工作員がオキナワやグアムにも上陸しているかもしれない。


工作員かどうかを判別する方法を考えてみたが、これは、と思われる人間の後ろで、「ジョンウン!」とつぶやいてみたらどうか。

この独り言に対して、びっくりしたように後ろを振り向いた者は、工作員に違いない。

工作員なら金 正恩(キム・ジョンウン)という名前に敏感なはずだ。


北朝鮮は、戦争好きな米国にまでケンカを売っている。

しかし、さすがに、イラク戦争の場合は、元々、核なんか持っていないイラクに因縁をつけて、戦争に持ち込んだ米国だが、北朝鮮の場合は、本当に持っているから因縁もつけられない。

核抑止力といって各国が核を所有しようとするが、肝心な事がわかっていないと何の抑止力にもならない。

肝心な事というのは、“キチガイに刃物”のことわざ通り、刃物は、頭がいかれた人間が持ってこそ脅威になるのであって、理性的な人間が持っても意味がない。

理性的な人間なら、話せばわかる、、という事も言えるわけだから、そこで、“外交”という手段が利用できるわけであるのだが、キチガイには、話し合いは通用しない。

そのことがわかっていれば、核を所有した場合は、キチガイのふりをしないと何の脅威も相手に与えられない。


はたして、北朝鮮は、この事をわかった上で、狂気を演じているのだろうか。

もし、そうだとしたら、相当な知性人による心理作戦ではある。


ついこの間まで、次男が継承するか、と揉めていた北朝鮮なのに、三男の金 正恩(キム・ジョンウン)が継承しただけで、こうも世界に対して継続して、脅しを掛けられるのだろうか。

金 正恩(キム・ジョンウン1983年1月8日)というから現在、31歳か。

世界は、果たして、この31歳の男に脅されているのか。

どこまで、狂人で、どこまで理性的なのか。


父親から「いいか、狂人のふりをしないと、わが国のような貧乏国は生きていけないから、絶対に理性的なそぶりを見せるなよ!」と遺言でもあるのだろうか。


北朝鮮には、ナンバー2としての張 成沢(チャン・ソンテク1946年2月6日 - )がいる。

『北朝鮮の最高指導者だった金正日の側近といわれ、金正日の妹である金敬姫の夫でもある。2人の実兄張成禹(チャン・ソンウ)、張成吉(チャン・ソンギル)は軍幹部』

金正日の妹の夫、という事は、張は、金 正恩の親戚の「叔父さん」ではないか。

後継者となった金正恩だが、生まれながらに後継者と決まっていたわけではない。長男、次男が一応、候補者ではあった。

だから、張は、普通に幼い金正恩に“叔父さん”の立場で接していたかもしれない。

この立場が、簡単に逆転するわけはない。

金正恩が一人前になるまで、北朝鮮の実際の実権は、叔父さんが握っている、という可能性も大ではないかと思う。



張 成沢Wikipedia:


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E6%88%90%E6%B2%A2



こうした独裁国には、国が崩壊した方が都合が良い人、それでは困る、という人がいるはずだ。

崩壊していい、と思っている人は、当然、底辺の暮らしをしている不満分子で、崩壊しては困る、という人は、甘い汁を吸っている幹部連合だろうか。

恐怖政治というより、「この暮らしを失いたくない!」という人間たちも多いから、依然として国家として機能しているんじゃないか。

全員が不満なら、クーデターが起きてもいい。

側近からの“ブルータスおまえもか!”がない、というのなら、よほどの待遇を与えていて、崩壊されて困る、という状況を作っているのかもしれない。

そして、常に核を保有している国家に必要な、「狂人のふりをせよ!」という家訓でもあるのか。


この意味では、かつての大日本帝国は別にして、現在の日本がいくら核を保有しても、“日本人は、狂人”というインパクトを与えていないから、まったく抑止力にはならない。

校長先生の家にはライフルがある、というのと、あのゴミ屋敷孤独老人の家には、ライフルがあった、というのとでは、周りの住民の恐怖心が違うのに同じだ。

(その意味では、外で、身の危険を感じたら、即座に“狂人のふりをする”という対応策も考えられるだろう。)


北朝鮮のこうした威嚇騒動が起こるたびに「いやいや、あれはハッタリで、本気じゃない」と解説する人を見ると、何か、むりやり、良い方向に考えて、自分を納得させようとするインテリ風見解に思えてしょうがない。

普通、過激な人間は、何も言ってもいないのに、「今、オレの事を悪く言っただろ!」と因縁まで付けて、殴るための口実を見つけるくらいだから、日本全体が、やはり、インテリ化してしまい、肉体労働者不在、という感じに思えて来る。

強盗に「おい、金を出せ!」と言われて、、「いや待て、話せばわかる。君は、本当は、間違ってこの家に入って来たんだろ?、警察には言わないから、そのまま帰った方がいいんじゃないか?」というのが現在の日本の対応だ。


だからこそ、われわれの深層心理では、アメ~リカからは、スーパーマン、イギリスからは、007、日本からは、ゴルゴ13が出動し、なんとかこの“脅し”を口実にそれぞれの使命を果たして欲しい、という願望が湧いて来るのかもしれない。


しばらく、世界中のマスコミ報道を控えて、その間に、みんな見て見ぬふりをするから、隠密に、全世界の仕事人たちが結集して、この脅威を解決してもらえたら嬉P。

ある一国の実権を握っている、たったの二人に全世界が脅されている、というのが、現在の地球の実情ではある。

それだけ、通り魔事件のように、一人の狂人の奇行を抑える事は、現実の社会でも大変な事で、場合によっては、一人の狂人の捜索に千人余りの警官が出動したりするから、この場合は、その一人が一国規模にあたるわけで、全世界が駆り出されるわけである。


かつての日本も、“狂人”のふりをしていたわけだから、敗戦してみないと、常人には、なれないのかもしれない。

とにかく、今は、愛情に飢えた狂人が駅構内で暴れまくっている、という状況だろうか。


果たして、本物の狂人か、あるいは、親子三代の役者の家系か。

15日、25日に注目しておこう。

核で死ぬのは、一瞬かもしれないから、ジタバタのしようもない。

とりあえず、スーパーマーケットの朝鮮人参売り場で、”ジョンウン”とつぶやいてみようかと思う。




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Posted by TOMOYOSE TAKAYA at 00:00 │時事