2014年07月02日

敗戦国の恋愛事情とサッカー少年の未来の希望と絶望



世の中は、様々な“縁起”によって色んな“事象”が起こる、というのがブッダ最大の“眼力”である、というのはよくわかる。

様々な事象が、固定を嫌い“無常(形あるものは変化し続ける)”に移り変わる中で、他の“無常”な事象と、自らの“無常”な人生が、“交差”した瞬間が、自分の人生を一瞬だけ捉えた“点”としての“出来事”となる。

ということは、“何も起こらない”という人生は、本来の“人間”としての人生を送っていない、という事にもなる。

おそらく、その前提にあるのは、“人は、人と関わって生きて行くもの”という事だろう。

だからと言って、それが、インターネット上の見知らぬ人との“関わり”も“縁起”か、となるのだが、この“バーチャル”な“縁”を、実際の“現実”の世界にまで持ち込むと、これは、人生として“機能”し始める。

よくあるのが、出会い系サイトで出会った若い女性が、相手の男に殺されたりする事件だ。


最近、特に、多いのが、若い女性と中年男の“縁”だ。

なぜ、こうも“無防備”に、つきあったりするのかなあ、と思ったりする。

ひょっとしたら、近年は、みんな“恋愛”事以外、する事ないんじゃないか。

この逆で言えば、勉強ばかりしていて、今度は、恋愛に疎いガリ勉男子、女子という、構図もある。

ということは、やっぱり、勉強しない子は、恋愛が一番の関心事、という事にならないか。


近年は、“バカっぽさ”を競ったタレント・ブームもあったが、そうした女性タレントは、やっぱり関心は、男女関係ばかりだから、当然のように結婚も早い。

相手も有名人だったりする。

それはそれで、めでたし、めでたし、ではあるのだが、これが、一般の女性の世界となると、その出会いの場は、様々で、相手は、“無名人”という事で、その得体の知れない度合は、何百倍にも上がる。

特に、得体の知れない中年男性と若い女性の関係のこじれから、ストーカー問題になり、終いには、刺殺、という結末の事件もよくあるパターンではある。


あれは、何年くらい前からだったろうか、電車でチュッチュする高校生の男女のいちゃつきシーンが、あちこちで目撃され始めたのは、、、。

20年は、ならない。10年、いや、15年前くらいからか。

確か、私自身も、10年くらい前に、手をつなぎながら学校から帰る男女の高校生を見かけた事がある。


その時も、やっぱり、「うわぁ~、他にやる事はないのか!」と思ったものだ。

私の感覚では、手をつないでデートなんかする男女は、1年以内には、もう結婚するしかない、というものだからだ。


これは、貞操観念とか、そういう古風なものではない。

手をつなぐ関係の次は、その次は、その次は、となって行けば、大体、1年くらいで、“結婚”とならないのか、と思うからだ。(すると、10代の内に結婚、となるしかない!)

もしも、自分は、そうならない、という関係があるとしたら、それだったら、いちいち、つきあう必要ないんじゃないか、と思う。

何年も何年も、よくもまあ、結婚もしないで、だらだらと付き合えるなあ、そんなの無駄な時間じゃないのか、と”私”は、思う。


この辺、昔の地元の年寄、明治、大正生まれのおばあさん連合は、男女は長くつきあったら、とにかくデートデートで“お金が掛かる”から、さっさと結婚しないさい、という口うるさく言っていたりする。

(週に2回、フランス料理のデートはどうか?)


まあ、でも、どんなに長くても、限界は、3年くらいじゃないか、とは思う。

それ以上掛かる男女は、さっさと別れて、次へ行った方がいい。



私の知り合いのバーテンダーがいて、彼が34歳で、女性が26歳の時に知り合い、つきあい出したのだが、結局、彼らが結婚したのは、風の噂で、今年ゴールイン。

男性は、48歳になり、女性は40歳。

なんじゃあ、そりゃあ、と思ったものだ。


まあ、この場合、別れなかった女性の方が、自業自得ではあると思う。

男性は、じぇ~んじぇ~んイケメンでもないからだ。


自分は、モテる!と思っていた男性も、何の不倫、子供認知問題も起こせず、結局は、14年付き合っている女性にしかモテなかったわけだ。


女性にしたら、どうせ結婚するだったら、26歳の時にさっさと結婚しろ!と思わないのか、と思うが、まあ、そう思わない似た者同士の“知力”だから、14年も付き合えるのだろう。

じゃあ、この男性が、何かを目指していたか、となるが、別に、な~にも目指していない。

普通に仕事して、普通に、稼いだお金の分、毎日、飲み食いで使いまくって、生きていただけだ。


まあ、この男性は、ちょっとあまりにもホラ話が面白いので、いつか機会があれば、紹介したいが、これは、かなりお金になりそうなので、やはりブログでは控えよう。

15年くらい前に、私が通う同じ焼き鳥屋の常連だったのだ。

一つ、紹介すると、彼は、バーテンダーになる前は、“傭兵”として働いていたらしく、死体のそばで、おにぎりを食べた事もある、というのが、彼の100ほどある自慢の一つだ。


これは、直接ではなく、日が変わって、通っているお店のおばさんから「あの人、こんな事言ってたけど、これってホントかね?」と尋ねて来たので、わかった。


しかし、後日、おばさんが、「あれって?墓参りのことじゃない?墓参りだったら、“死体のそばでおにぎりを食べる”という事もあるんじゃないかねぇ!」と、毎日のホラ話に怒ったように話していた。

私は、その分析に、“上手い!座布団10枚!”と大笑いした。


この間、同じ飲み屋で、8年ぶりにあった、彼と同い年の常連、48歳から、「あいつ、とうとう結婚したらしい」という話しになり、ついでに、この傭兵話も思い出したのだ。

ホラ話とは言っても、同じ、傭兵出身(?)のテレンス・リーほどの知性はないから、「ホンマでっか!?」の番組どころか、公には出されない。

焼き鳥屋のおばさんでにも呆れられるほどだからだ。



テレンス・リー:


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC




そんな彼とも、もう10年くらい会っていない。

読書家と言いはるが、いつも同じ巻の戦記物のマンガ本ばかり読んでいた。


まあ、奴の事は、これくらいにしておこう。


こうしたイメージもあって、男女があまり長く意味もなく付き合うのは意味がない、という感覚がある。

もちろん、若手芸人のように、何年も同棲していて、実際には、結婚している関係と同じようなカップルもいる。

私が“無駄だ”というのは、お互い、別々に住んで、何年もデートしている関係の男女の事だ。

まあ、何かに打ち込んでいる男性に献身的に尽くしている女性もいるだろう。

それはそれで、別々に住んでいても、女性がそれでいいなら、その関係は成立する。

しかし、高校生の内から、チュッチュ、チュッチュでは、あとは、ゴールインしかないわけだから、“恋愛”以外にやることないのか!、となるわけだ。


そうは言っても、世の中は、みんな色恋沙汰の歌ばかりだから、勉強に興味がないのであれば、中高生の内から、“恋愛”にしか関心がないのは、当然の結果ではある。

今後も、若い女性のストーカー刺殺事件は、絶えないだろう、という懸念は、ますます強化されて行くだろうとは思う。



そんな中、先月、6月は、サッカー話に「縁」があった。



1:6月15日:ジャズとAKBとヤンちゃな年金活動とサッカー中継


http://sunpowermusic.ti-da.net/d2014-06-15.html



2:6月22日:サッカーにまつわる、ここだけのリズム感トレーニングの内緒の素人話し。


http://sunpowermusic.ti-da.net/d2014-06-22.html



3:6月28日:サッカー・メールに再び答える。世界へ通用するための素人の内緒話



http://sunpowermusic.ti-da.net/d2014-06-28.html





実際、哀れに思うのは、明日のワールド・カップの代表を夢見て、ブームの中、サッカー練習に励む小学生の児童たちだ。


日本最高と言われて選抜された選手とともに、これまた、日本最高の指導を受け、練習した選手たちが、「未熟だった。また一からやり直しです。」とコメントしたのだ。

この事の重大さ、というか、異常事態というか、発言の重みがわかっているのだろうか、と思うばかりである。

こんな発言をサッカー少年たちに向けて、よくまあ、無責任に言えるなあ、と思うのだ。


なぜなら、彼らは、現在の日本で、これ以上はない、といわれる最高のシステムで練習して来たのではないか。

それなのに、「今までやって来たことは、世界に通用しなかった!。一からやり出直しです。」というわけだ。

じゃあ、地方で、サッカー練習に励む少年たちや、プロ・サッカー・チームは、どんな練習をすればいいのか。

世界に通用しなかった日本最高のコーチの練習からさらにさらにさらにさらに劣る“コーチ”の下で練習しているわけだから、なおさら世界には通用しない練習ということにならないか。

これなんかは、まるで、日本が戦争に負けた、というあの敗戦のショックで、喪失感を抱きつつ生きていた時代の特攻隊のような心理状態ではないか。

一億、総うつ病の時代だ。

それを乗り切れたのは、おそらく、あまりの生活の厳しさから、落ち込んでいる暇がなかった、という毎日の日々があったからではないだろうか。


テレビでは、日本がサッカーで負けると、ようやく、「私は、実は、そんなにサッカーファンでもなかったのですが、、、」と白状する人もいたりして、みんな腫物に触る感じだ。

ニュース番組のキャスターなんか、「やっぱり決勝に残ったチームの選手の技は、見事と言うしかないですねぇ」と、これまで我慢してたのか、思わず、ホンネを言ったりする。


確かに、そうであるが、これから一番、大事ことは、敗戦国家となった日本のサッカー少年たちではないか、と思う。

じゃあ、彼らは、これから、どんな練習をすればいいのか、となるはずだ。

しかも、世界に通用しない、という日本最高の監督の下でなく、さらに数千倍も劣る監督やコーチの下でだ。


言う事を一切聞かないプライドのかたまりのような大人(バンドマン?)たちは、自業自得な人生を送るから、どうでもいいとして、しかし、少年たちは、素直にコーチの言うことを何でも聞いてがんばっているわけだ。

それなのに、日本最高の選手たちが、「未熟だった。一から出直しです」という発言続出なわけだから、まさに、敗戦国家の少年たちは、これから何を信じて生きていけばいいのだ!となる。

勝手にブームを起こし、勝手に負けて、勝手に、「今までのやり方では通用しない!」では、あまりにも無責任すぎる話ではある。



そんなことを考えていたら、スポーツ練習で、私とまったく同じことを考えていた有名アスリートがいた。



*武井壮:


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E4%BA%95%E5%A3%AE



武井が出た、ブラマヨの番組の録画を、つい昨夜、時期遅れで見た。

とりあえず、その発言の箇所だけを流している音声だけのYouTubeがあったので、一応、紹介しておこう。



*YouTub:武井壮が誰でも出来る「スポーツの秘密」をブラマヨに暴露


http://www.youtube.com/watch?v=GZ04D0wLDQo




まあ、一般の人が見ても、何がポイントかわからないとは思うが、武井の発言の重要な点は、「自分は、練習はしないけど、24時間、常に動きを心がけている!」と言って、例えばと、コーヒー・カップを持つしぐさを見せた点だ。(このYouTube映像は、音声だけなのでわからないけど、、、。)

この持ち方も、指をこういう風に持つように指の筋肉を意識して、、と披露している箇所だ。


ああ、これは、何もかもわかっているぞ!と思った。

それまでは、いよいよオレがサッカーのコーチになるしかないか、しかし、その前に、サッカー入門の本を買ってルールを学ばなくては、と思っていたのだが、ああ、彼なら技術コーチになれるはずだ、とわかった。


これで、日本サッカーの最高のコーチは見つけたが、だからといって、私が、地元で、学生ブラスバンドの“ジャズ・コーチ”になれるか、と言えば、それは不可能だ。

世の中に通用しない、という団体は、常に、無能な「先輩」「OB」軍団がしゃしゃり出て、妨害するしくみになっているのが日本社会だ。

哀れなのは、そんな「先輩」「OB」軍団が、既得権を持っている団体の“後輩”たちだろう。

みんな、下手くそなまま、年齢だけを重ねて、「そろそろ、オレもいい歳だから、後輩に教える側に回ろう」という者ばかりだ。

それが、大体、30歳くらいから始まる。

ウッソ~!、もっと勉強しなきゃいけないくらい一番下手くそなのに!と驚くことばかりだが、それが、大海を知らない村社会、島国社会の“慣習”だ。

こうした先輩やOBがしゃしゃり出て来る“村社会”からは、優秀な若手は、最低50年くらい育成されない。


もちろん、“監督”には、中田を迎える、という手もあるが、彼の場合は、あと10年くらいしないと許されないだろう。
それだけ、日本は、年功序列社会でもある。



*中田英寿:


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E8%8B%B1%E5%AF%BF



しかし、彼が、もしも監督を望むなら、海外からのオファーだってあるわけだから、これは、日本社会が悪い、とばかりは言えない。本人次第だろう。


これなんかは、引退後の野球のイチローがナショナル・チームの監督になれるか、という問題もあるかもしれない。



*イチロー:


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%AD%E3%83%BC




というわけで、これまでの敗戦国家の日本のサッカー少年たちの未来は、このブログの結論通りになれば、明るいものに変わるだろうとは思う。

私自身は、近所の先輩やOBの話は、一切、信用しなかった。

だから、な~んの組織力も”既得権”も持っていない。

すべてが、私を飛び越えて、上と下が、結びついて、100年変わらない現状(慣習?)を維持しているわけだ。


そして、最初から予感して、懸念した通り、日本という”国家”は、この“サッカー第二次世界大戦”の最中に、秘かに、計画を遂行しようとしていたわけである。

もしも、日本チームが、サッカーに勝ち続けていたら、こうも「集団的自衛権」がマスコミに取り上げられなかっただろう。

まさか、こんなに早く負けるとは、思ってもいなかったのが、“安倍の誤算”だろう。



*集団的自衛権:



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E7%9A%84%E8%87%AA%E8%A1%9B%E6%A8%A9




*ニカラグア事件:



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6




こうした問題は、やがて「兵力」としての対象となる20代以上の問題でもあるわけだから、戦力外の50代以上の意見なんか聞いてもしょうがないとは思うだろうが、集団自衛権に関しては、北朝鮮や中国からの”威嚇”がある現状の中、じゃあ、こうした“威嚇”に対して、どうすれば日本社会はいいのか、という問題をもっと若者間で議論して見るべきだとは思う。



現在、徴兵制を導入している韓国社会では、実際に徴兵で軍事訓練を受ける1年の間に、演習の名の下に不慮の事故として死亡するケースが内密に処理されることが多いというので、徴兵を受けた若者の家族や親族は、その期間中、心配で寝られない、という話しを聞いた。



また、選挙権を特に国家とマスコミが洗脳しやすい、関心は恋愛にしかない18歳からの対象になる、という作戦も計画中である。(2年後実現か!?)

こうした手口には、当時、若者に人気のロック・バンド、「X JAPANが好き!」と言って、若者票を獲得しようとした小泉元首相作戦もある。



小泉純一郎:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B8%80%E9%83%8E




こうしたもろもろの「洗脳」が、テレビを通じて、毎日のように“演習”されているのだろう。


「ヤジ議員」「出張費議員」のレベルの議員を選んで来たのも、そうした国民であるわけだから、この先も国家には何が隠されているか、われわれには、知る由もない。


サッカー問題は、壮大な日本社会の問題をも象徴している、ほんの一部門の出来事でしかないが、たとえ氷山の一角であっても、根気よく、奥へ、奥へと辿って行けば、潜んでいる巨大な氷山に突き当たる。
















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