2020年06月05日

SNS護身学:Facebook


SNSでの誹謗中傷での自殺事件は、韓国の芸能界では、またか、というほど常識化しているが、ついに日本まで来たか、という事件。



*木村花

https://ja.wikipedia.org/wiki/木村花


私見では、これは、タレントを利用し、ビジネス展開?する大人側の問題じゃないか?という気がしてならない。

ネット社会以前は、タレント側への誹謗中傷は、簡単には本人に伝えられなかったし、タレント側の被害は、直接、本人に接触しての被害だったし、。

しかし、ネット社会にいるわけだから、有名になれば、誹謗中傷のターゲットにもなるが、その際の覚悟はあるのか?ということを事前に話し合ったり、問題にするのは当然ではないか。

「あなたを有名にしますが、今のネット社会では、誹謗中傷のリスクもあります。これを気にせずやっていけますか?」と事前に確かめてから、ビジネスに起用すべきではないか。

ただただ、事務所やテレビ局の利益のために起用し、誹謗中傷のコメントも”炎上商法”狙いで放置。

自分自身もワイドショーの司会者のように傍若無人に振る舞いたいなら、昭和のタレント式に、ネットでのエゴリサーチなんか一切せず毎日、を過ごす事。

実際、コロナ煽りの某ワイドショー司会者は、一切、ネット検索しないそうです。

だから、あれだけのDV亭主式洗脳法が可能なわけです。

とにかく、喜怒哀楽の感情の変遷を頻繁にすることで、視聴者は、それなしでは生きていけない洗脳状態になる。

突然、怒って見せたり、突然、笑って見せたり、泣いて見せたり、という事を頻繁に行うことで、DV夫の妻は離れられなくなるのと同じように、テレビの視聴者もまた見てしまうわけです。

この手法で演劇や映画も観客の心をつかんで行くわけですから、ワイドショーの司会者は、役者稼業の者が一番です。演劇の基本ですから。

そもそも、テレビ番組で怒って見せることができる人は、当然、昔からファンがつきますが、視聴者はみんなDV夫の妻のような心理状態です。


問題は、その手法で踊らされたタレント族で、そのために、ネットで誹謗中傷されたりした場合、果たして耐えられるのか?

今回の事件は、まだ22歳の悪役レスラー担当、ということで、これなんか、どう見ても、周りの大人たちからのネットへのケアは、必要ではなかったか?

悪役女子プロレスラーダンプ松本の時代とは大違いなんだし、ダンプ松本だって、ネットで自身への誹謗中傷を目の当たりにしたらどうなるかわからない。


*ダンプ松本


https://ja.wikipedia.org/wiki/ダンプ松本


まず、”有名になること”、”目立つこと”に関しての、現代社会の心得を学校でやらないなら、家庭ですべき問題だなあ、と。

もっと、「そんなことをしたら、有名になって、ネットで誹謗中傷し、炎上するぞ!そうなったらどうするのか!?」という問題を事前に家庭で話題にしておくべきじゃないか、と思う。

学校内のいじめも同じ。

目立ったせいで、いじめられたら、どうするのか?ということのディスカッションが必要ではないか。

こうした事に気づかないで、ただただ、目立ち、有名になると、それが学校なら、米国並みに、銃を持って学校に復讐、ということにもなるし、相手が、ネット社会となると、自分も加害者に変わることで、ストレスを解消することになるか、それができない人間は、自ら命を絶つことになるのではないか。

私自身も、最初は、まさか、Amazonに、あれだけのゴキブリが棲息しているとは知らないまま出版したので、こうした世界があることを知らなかったわけです。

そんなことも知らないで、ただただ、有名人を目指す、子供たちの未来と、それを奨励するビジネス社会が問題です。

もう、子供を利用した番組は、成立しないでしょう。

いずれ、YouTuberの自殺も出て来るでしょう。


子供の頃、親に利用されたYouTuberで、大人になり、あれやこれやになるわけです。

だから人に嫌われないように生きるために、”芸”を磨くわけです。

政治家や多くの大臣が誹謗中傷に遭い、失職するのは、全く、芸がないからです。


人気芸人が失職しないのは、こうした話芸を磨いているからです。

だから、失言があっても、人の気をつかんで来たので、許されるわけです。


* 社会
<視点>ナイナイ岡村発言への批判は単なる個人攻撃ではない 望月衣塑子
2020年6月5日 07時11分


https://www.tokyo-np.co.jp/article/33432



























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Posted by TOMOYOSE TAKAYA at 00:00 │自著本天網恢恢時事護身学