2018年12月15日

新刊:ギターソロで奏でる日本の童謡と唱歌:抜き打ち調査

個人的には、書籍に対してのコメント・レビューでの炎上商法を狙って、商売をするアmazonと言ったネット販売で買うようよりは、それぞれの人が街の本屋さんで買って欲しい、というのが長年の希望でしたが、どんなに、尽くしても、担当者がコロコロ変わり、終いには、私の本も目立たない戸棚に押し込められてしまうような本屋なら、尽くしても意味ないんじゃないか?、と思うようになりました。

ネット販売でいくら売れても、著者の地位は変わりませんが、本屋さんで売れたら、多少は、丁寧な扱いをしてくれるんじゃないか?と思っていたわけです。(セミナー開催時、東京の出版社からは、実費でのスタッフ二名派遣など、)。

「こんなんなら、書籍なんか、ネットで買った方が、いちいち、店内で、”捜索”しなくてもいいし、、」と最近、思うようになりました。

本屋さんは、”売上至上主義”になれば、全国で上位の売り上げを誇る本屋になれるのは簡単です。

”売れる本だけ売ればいい!”わけです。

一番売れる本は、、まず、ダイエット本?

何百部も売れます。

次は、金持ちになる本?

世間を騒がす人気経済タレントとかの本ですね。

Hエモンとか、、、Hロキとか、、、。


もう、世の中は、みんな「何をしたら金持ちになるか!」で必死ですから、こうした人たちのメルマガも毎月購読。

こうしたメルマガだけで、人気経済タレントは、月額¥30,000,000~50,000,000くらいが、懐に入る、といいます。

しかし、残念ながら、こうした書籍は、「今でしょ!」という事で、1ヶ月?2ヶ月?経てば、古本屋か、ブook ボoxi 行きです。

時事ネタは、タイムリーでないといけません。

一方、世の中には、何十年も残る”名作”、”名著”があります。

あるいは、専門書という分野もあります。

しかし、これを小さな本屋さんには、スペース的に置く場所がありません。

こうした事は、ビデオ屋?、DVD屋さんでも起ります。ツTAYA?

「ロバート・デニーロのタクシードライバーありますか?」とか、

*タクシードライバー:


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC_(1976%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)


「アル・パチーノのセルピコありますかああ~」とかです。


*セルピコ:


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC_(1976%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)


個人的には、大手の本屋さんには、売上至上主義!にはなって欲しくないわけです。

やはり、専門書や名作をしっかり厳選し、そのコーナーを設けて欲しいと思うわけです。

そのために、各部署に担当者がいるわけです。「芸術担当」とかですね。

しかし、芥川龍之介や森鴎外、ドストエフスキーですら、ダイエット本の売り上げには、10000分の1も及びません。

だからと言って、これらを一切、無視する事は、あまりにも”文化民度”の低い世界でしかありません。

地方によっては、個人の本屋さんが苦心して、様々な分野の本をまんべんなく厳選して揃えていたりすることもあるようです。

全国で一番の売り上げを誇る書店!というジャンルがいかに、虚しい勲章か?

ちゃんとした老舗の本屋さんは、そうした信念を持って、書店を経営しています。

こうした話は、かつての”レコード店”とネット販売の世界との関係でもあります。

レコード店は、ほとんど今はありませんけど、、、。

私は、1998年頃、自作のCDを全国のレコード店に電話を掛けたりして置いて貰おうと必死になった事があります。

ほとんどが、門前払いでしたけど、、、。

上京までしました。

ある日、地元の知り合いのレコード店に自分のCDを持って、置いて貰うように訪ねました。

そのレコード店は、私が、中学1年生の頃からレコードを買っていた楽器店のレコード部に勤務していた”おばさん”?が、独立して始めたレコード店でした。

やがて、40歳になる私。

いまだに、私とは、何歳、離れていたかはわかりませんが、たぶん、現在は、60代後半かなあ?あるいは、、、。


レコード店を出る時、入れ違いに、20代風の若者が入店。(あれから20年ですから、この若者も現在、40代!?)

帰るため、ビルの3Fにある店の前のエレベーターを待っている間、おばさんが、「このCDいいですよ。!」と私のCDを若者に勧めている声をドア越しに聞きました。

若者は、結局、スルーしていましたが、、、。

当時は、みんなこんな商売をしていたんですねぇ。

おばさんのレコード店は、それから1、2年して閉店していました。

やはり、世の中は、ネット通販の世界に突入の時代でしたから。

私も必死で生きてましたから、あれから20年くらい再会してませんけど。

昔話し?

そんな事ありません。

私自身は、あの頃から、ず~っと、必死に、自作の作品を売り続けているわけです。

ミュージシャンには、「閉店」がありませんから。


PS:


私が怒る時は、いつも長~い理由がいつもあるわけですが、年々、めんどくさくなり、ただ怒るだけになって行くのが残念です。



、、
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Posted by TOMOYOSE TAKAYA at 00:00 │自著本Facebookより転載