2017年04月01日

続・音楽性:Facebook

Facebook:3月26日 3:57 ·


楽屋あるあるトークVol.33:続・音楽性


両手の指先がちょっと痛いですね〜。

昨夜は、フレットレスベースの仕事で、今日は、昼からちょっと1週間ぶりで7弦ギターを練習したからです。

しかし、道端トークがなくなり残念ですね〜。

ピアニストと2人になったので、休憩中、更新する時間がないんです。

ジャズしか弾きたくない、というピアニストがいるわけですが、単純にそれは音楽性が狭い(低い)、ということなだけです。

もう、こうなると、1950年代、1960年代のジャズの遺物ですよ。

ロックも知らないし、クラシックも知らないし、現代音楽も知らないし、電子音楽も知らないし、クロスオーバー?も知らないし、フュージョンも知らないし、もう、基本、老人です。

時代とともに、何も生きてないわけです。

10年以上前に、ある大御所トランペッターのセッションにベースで参加したんですが、私より14歳くらい上でした。

ビーバップしかしないパッパ〜でした。

もう、冒頭のMCから、曲の合間のMCでも、なぜか、ず〜〜と、マイルス・デイヴィスの悪口しか言わないんですよ。

あんなのジャズじゃない!と。

まるで、全国を回って、マイルスを撲滅?する運動遊説活動をしているみたいでした。

○マイルス・デイヴィス(1926年5月26日〜1991年9月28日)満65歳没


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B9



休憩中も、何か、息がつまるオーラを出していて、会話する話題が見つからないんです。

たぶん、チヤホヤすれば、老人?は喜ぶんでしょうけど、私には無理で、とても会話できません。

私は、創造性ゼロの職人気質が苦手なんでしょう。

他の分野の人なら、根掘り葉掘りおだてて聞けるんですが、なまじ、同業者は無理です。

マイルスには興味あっても、この日本人パッパーには興味ないですから。

この人のライブサポートとして生徒の女性ピアニストと、私のエレキベースの3人でやったんですが、辛うじて女性ピアニストが会話の相手してくれて助かりました。

たぶん、毎日、同じことばかりをし過ぎて、脳がやられていることは確かです。

○「頑固オヤジ」の原因は脳にあった。


http://diamond.jp/articles/-/2710?display=b


○高齢者の頑固に気をつけて:


http://koureisya-blog.info/ganko-seikaku/



こういうビーバップ狂人?が崇拝しているのは、25歳でなくなったクリフォードです。

○クリフォード・ブラウン(1930年10月30日〜1956年6月26日)満25歳没



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3



マイルスは、クリフォードが亡くなった1956年頃には、歴史に残るジャズの名作を残しています。

クインテット / セクステット - Quintet / Sextet (1955)
クッキン - Cookin' (1956)
リラクシン - Relaxin' (1956)
スティーミン - Steamin' (1956)
ワーキン - Workin' (1956)

マイルスは、音楽性、という点では、ぶっちぎりのミュージシャンだと思うのですが、音楽性がない人間にとって音楽は、ただ、ただ、50年以上掛けてでも、25歳で亡くなった青年クリフォードを老人になるまで模倣するだけの人生です。

これは、ロックギターで言えば、ロックギターは、ジミヘンしか認めない、というジミヘン・マニアと同じです。

これ以外は認めない!と言っているようなものでしょう。

ギターを歯で弾けない奴は、ロックギリストじゃない!と言ってもいいでしょう。

1人の人しか認めない、というのはそういうことです。

○ジミ・ヘンドリックス(1942年11月27日〜1970年9月18日)満27歳没


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9



27歳で亡くなった青年?のギターを70歳過ぎても真似るだけの人生です。

それ以外は認めないわけです。

幸か不幸か、次回からは、このトランペッターのサポートで指名されませんでしたが、その原因の一つには、私との会話のなさもありますが、持って行ったベースが、象さんのフレットレスベースだったから、というのもあるかも知れません。( ◠‿◠ )

私は、やっぱり、ロッカーですかね〜、、。( ͡° ͜ʖ ͡°)

今日のホテルバーは、前半、2ステージ、お客さんがいませんでしたが、4ステージ目のラストステージに、いつもの京都からの80歳の私のギターファンのお医者さんが来ていて、まだ7弦ギターに慣れないのに「アルハンブラ宮殿」をリクエストして来ました。

とりあえず時間が過ぎていたので、短めのリピートなしバージョンでやりました。

終わってから、「7弦ギターを購入したんですよ!」と言ったら、びっくりしていました。

医師曰く、最初、バーに入ったら、ギターの音があまりに素晴らしいのと、何かギタリストの髪型が違う?(マルガリータですから!)と言うので別人が弾いている、と思っていた、と。

まあ、前のギターはエレガット(エレクトリック・ガットギター)ですから。

一応、「いやいや前もよかったですが、やはり違います」、と。

それに、意外に多弦?ギターに詳しく、私が7弦ギターを購入した、というと、すかさず「ああ、だから倍音が響いていたんですね!」とまで。

また、「あまりに倍音が出るから消音も大変らしいですね!」と。

私より詳しいです。( ͡° ͜ʖ ͡°)

この医師からは、ずっと、あるタンゴの曲をリクエストされてます。

譜面は、手に入れてますが、なかなか難しいので、覚えないと弾けないです。譜面を見ていてはスムーズに弾けない曲です。

また、この曲は、基本を覚えると、みんなこれをベースに即興でバリエーション豊かに演奏しています。

ピアノやトランペットと違ってギターには様々なジャンルがあります。

名前からして、ギターは様々なジャンルがあります。

1:ブルース・ギター、2:ロック・ギター、3:ジャズ・ギター、4:ボサノバ・ギター、5:フラメンコ・ギター、6:フォーク・ギター、7:カントリー・ギター、8:ウエスタン?・ギター、9:クラシック・ギター、10:ボトルネック・ギター、11:タンゴ・ギター、12:スラックキー・ギター(ハワイアン・ギター)、13:現代音楽、14:フュージョン・ギター、15:ファンク・ギター、16:ヘビメタ・ギター、17:その他

などなど、実に様々です。

実際に、ジャンル名だけでなく、そんな名前のギターもあるくらいです。

(フラメンコ・ギター、ウエスタン・ギター、フォーク・ギター、クラシック・ギター、など。)

この点からも、いかに、彼らのようなピアノやトランペットが、音楽性が狭いかがわかります。

ましてや、ギターを弾いているにも関わらず、一つのジャンルしか弾けない、興味がない、というのは、やはり、脳が、20代から老化してしまったのでしょう。

好奇心の前頭葉が退化しているわけです。

詩吟や浪曲しか興味のない老人と同じです。

○浪曲「忠臣蔵~南部坂雪の別れ」


https://m.youtube.com/watch?v=6X5VwQVv1ZM

大事なことは、他ジャンルの”否定”じゃないわけです。

否定は、抽象度の低い世界です。

狭い世界です。

否定ではなく、大事なのは”包括”です。

その対象も”含んで”行くわけです。

もしも、こうした、否定、限定の老化脳、物真似脳の老人?たちが、組織のトップになった時が、その組織や国家の不幸なわけです。

もちろん、彼らがトップに君臨して、次世代若者を教育で強制しなければ、それはそれで、色んな人がいる自由な国家なのですが、危険なことは、彼らが権力者となった時です。

その、あまりの音楽性の狭さから、他のジャンルに対して排他的になり、そんな人に学べば、さらに音楽性の狭い世代が生まれてしまいます。

このことの重大さを気にしないと、あっという間に、K朝鮮のような社会が生まれてしまいます。

音楽性とは、こうした個々の人生にまで関わって来る話しなのです。

もっと真剣に、文章を読んで、毎日のFacebookから学び、人生を変えたいものです。

変わる気のない人、実践力のない人が、”寝たきりいいね族”になりますが、これが老化の始まりです。

ああ、こんな老人たちにはなりたくないなあ、と思う人は、今日から、別のジャンルの音楽にもチャレンジして見ましょう!

自分は、ジャズしかできない、ポピュラーなんかやりたくない、というピアニストに対して、「じゃあ、あなたは、ジャズの曲とポピュラーの曲の違いがわかりますか?」という質問をしました。

これに答えることは、、音楽性の低い人にはできません。

答えられないからこそ、他のジャンルに前頭葉が刺激されないわけですから。

音楽性の低い人たちがやっていることは、他のジャンルをなんでも、浪曲(ジャズ?)にして歌っているだけなんですね。

これが、まさにK朝鮮スタイルなわけです。

他人から要求されたことを拒否するか、受け入れるか、ということが、進化の秘密です。

世の中には、複雑なリズムのインド音楽にまでチャレンジしたギタリストがいます。

こんなギタリストの前で、自分は、ジャズしかできない、しかも、その中のある時期のジャズだけ、とは恥ずかしくて言えないです。

マイルス・デイヴィスが最も愛したギタリストです。

音楽性の低い人たちに教える気は全くないですが、また、そういう人たちも、どうせ脳が老化してますから、世の中のいろ〜んなことが興味ないとは思いますし、、。



*アスペルガー症候群の空気読めなさ、二つのことを同時に出来なさってどの程度でしょうか :

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1230877327?__ysp=5ZCM44GY5LqL44GX44GL44Gn44GN44Gq44GE55eF5rCX





















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Posted by TOMOYOSE TAKAYA at 00:00 │修行&音楽芸の話Facebookより転載