2014年08月24日

いかにしてモンスターは生まれるかの考察



このところ、災害ニュースでブログ更新も気が引けるのだが、更新は、空いている時間を利用してなので、ここで更新。


新刊の「日本人のためのリズム感トレーニング理論」「禁断のジャズ理論」の売れ行きも好調だ。



*アマゾン音楽理論・音楽論 の ベストセラー:

http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/492240/ref=zg_bs_nav_b_4_746102



*アマゾン楽譜・スコア・音楽書 の ベストセラー:


http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/746102/ref=zg_bs_nav_b_1_b



*新宿紀伊国屋スパイ調査:


http://nekojazz.blog.so-net.ne.jp/archive/20140823




2月7日に出た「日本人のためのリズム感トレーニング理論」は、実は、すでに増刷され、5月15日に第2刷として出版されている。

5月15日といえば、沖縄本土復帰記念日ではある。




*沖縄返還:


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E8%BF%94%E9%82%84




売れるのはいいが、売れて来ると、それだけ、人の目に触れる機会も増え、確率的にも“アホ族”に遭遇する機会も増える。


この辺、「風が吹けば桶屋が儲かる」式のようなものだが、こっちの方は、単純だ。


売れる→**も買う→**だから書いてある意味がよくわからないが、わかったふりをする→アマゾンレビューを書いて非買運動に励む

、、という図式だ。

この図式を「そんなアホな!」と思ったら、それは正解だ。

「そんなアホな!」とついつい出てしまうのが「**」の生態なのだから。


しかも、今回は、知ったかぶりが命のジャズ・オタク族が、うジャ(ズ)うジャ(ズ)いる「ジャズ」がテーマの本でもある。(うまい!座布団5枚!)


(基本的に、これまでの私のどの本もずっと基本には“ジャズ”があるのだが、素人目にはわからないのだろう。)


根底には、「こんなのを出すおまえなんか、死ね死ね!」という悪意しかないモンスター・レビュワーたちも、無意識の世界に支配され「こんな無能な僕(又は、「あたい」)でも認められたい!」という欲望に突き動かされて寄って来る。


でも、これは、仕方ない事だ。

彼らには、こうした匿名のゲリラ活動が、唯一の「人生劇場」だからだ。

こうした“**族”は、団塊の世代及び、その付属世代の中年族だけかと思ったが、どうやら、「そうだ!そうだ!お父さんの言うとおり、おまえなんか死ねばいいんだ!」という、その子供の世代の20代あたりからも“発生”しているみたいで、この意味から若者も十分に“洗脳”されている。

人気出版物となると、こうした”ハイエナ族”が寄って来て、得意気に非論理的な感情論を披露して見せるから面白い。

彼らのレビュー履歴をプロファイリングすると、その“洗脳”された本とか、“レビュー犯罪歴”、何が彼らのお気に召すのか、まで出て来るので、小学校高学年あたりからだったら、「こういう大人になるんじゃないのよ」の人間プロファイリングのテキストとして使えるんじゃないか。(思春期の子供がいる親は、ぜひこれをテキストにするべきだ。)



*禁断のジャズ理論:


http://www.amazon.co.jp/gp/product/4845624427/ref=s9_psimh_gw_p14_d0_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-2&pf_rd_r=0F41GG31ZMQ7QK30NH88&pf_rd_t=101&pf_rd_p=155416469&pf_rd_i=489986




*日本人のためのリズム感トレーニング理論:



http://www.amazon.co.jp/gp/product/4845623552/ref=s9_psimh_gw_p14_d0_i2?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-2&pf_rd_r=0F41GG31ZMQ7QK30NH88&pf_rd_t=101&pf_rd_p=155416469&pf_rd_i=489986




*大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える!:


http://www.amazon.co.jp/gp/product/4845619393/ref=s9_psimh_gw_p14_d0_i4?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-2&pf_rd_r=0F41GG31ZMQ7QK30NH88&pf_rd_t=101&pf_rd_p=155416469&pf_rd_i=489986



*大人のための音感トレーニング本 「絶対音程感」への第一歩! 編 :


http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E9%9F%B3%E6%84%9F%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%9C%AC-%E3%80%8C%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E9%9F%B3%E7%A8%8B%E6%84%9F%E3%80%8D%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AD%A9-CD%E4%BB%98%E3%81%8D-%E5%8F%8B%E5%AF%84-%E9%9A%86%E5%93%89/dp/4845621002/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1408719801&sr=8-2&keywords=%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E9%9F%B3%E6%84%9F%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0





彼らは、なぜ、こうも、間違った知識に洗脳された過去の体験を疑う事もなく、今日まで来たのか、と思うが、これは逆に、日常では、誰からも相手にされないから、こうした場で鬱憤を晴らすんだろう、という事がわかる。


こうした種族は、探せばいくらでも出て来る。

私が、良いなあ、と思うアルバムや本にも、必ず、一つ星、二つ星評価の**族もいる。

(念のため言うと、非常に論理性の高い、素晴らしい評論をする一つ星レビュワーもいるが、これを紹介すると、そのCDや本の営業妨害となるので、ここでは、控えておく。基本的に私は、絶賛する本やCDを中心に紹介しているからだ。)


*発見した一つ星**族サンプル:


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9-CD-DVD-%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%B9%EF%BC%86%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3/dp/B005EPHQO4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1408731187&sr=8-1&keywords=%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9





こうした事は、よく言う「言論の自由」で片づけられるものではない。

なぜなら、何でも言って、自分をアピールすればいいというものではないからだ。

特に、こうしたものが匿名の場合だ。


この、他者から自分の正体は不明、という事で言えば、車の運転も同じで、よく暴走族系が、車の窓ガラスに黒色のシートを貼ったりするが、あれをすると、自分の気持ちがでかくなるらしい。

相手から自分が見えない、という事が気持ちを大きくするのだという。

これは、大型トラック運転手の心理とも同じで、トラックの運転手も高い位置にいるので、一般の普通自動車からは見えない位置で運転している。

それが、どうも気が大きくなる原因になるようだ。

これは、日常でのサングラスも同じだろう。

サングラスをすると、急に、気持ちがでかくなる感覚があるだろう。

じゃあ、覆面レスラーはどうなんだ!となるが、たぶん、あれは、息がし辛くて苦しいんじゃないか。


得体の知れない覆面レスラー、という設定ならいいが、彼らは、「覆面」丸ごと込みで、知名度が上がっているわけだから、これでは、覆面も素顔のようなものだから関係ない。

逆に、もしも覆面が剥がされた時が、彼らの切れどころではないか。


何にせよ、自分自身を隠して何かを行う事は、気持ちが大きくなる、という事がここからも証明されている。

知らない土地で、気持ちが大きくなる心理でもあるだろう。


ゆえに、匿名で、ここまで「感情」を発散する行為は、まさに犯罪者の心理と同一のものである、という事をまず知らないといけない。

犯罪者も、誰も気づいていない、というスリルを味わっているわけだ。


昔、子供の頃、透明人間になって、いろんな悪さをする空想をした事があるのが私の世代だが、現代は、それを実際にインターネットの世界で実現できる。

だから、その言動にも歯止めが利かないのだろう。

この活動を、十代、二十代でやるか、定年後にやるか、だろう。


最近、話題になった市会議員の「ヤジ騒動」も基本的には、“匿名”だから行える行為だ。



*東京都議会やじ問題:


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%82%84%E3%81%98%E5%95%8F%E9%A1%8C



だから、こうした行為で、「自己実現欲求」を満たしてしまうと、現実の世界での自己実現パワーが低下するのは目に見えているから、私は、生徒には、絶対に実名でブログをするように、と教えている。


実名で、何か、大きな事を言うと、必ず、それが自分に返って来るからだ。

もしも、ミュージシャン志望者が、誰かのCDをけなしたら、当然、「じゃあ、おまえはどれくらい弾けるんだ!」となる。

それだからと言って、何でも謙虚にホメて、自分のハードルを低くしていたら、その人の成長はない。


それに、実際は、1流は、常に毒舌ではある。

だからこそ、自分がけなした分、それを自分が越えている事を証明しなくてはいけないプレッシャーと常に闘っているのだ。

この意味から、実名でのブログは、、調子に乗って、いくら発言しても、そのツケは、ちゃんと自分に返って来るので、すでにその闘いは自分自身の中で始まっている。


私が「音感本」を出せば、音感オタク(いるらしい)が反発するし、「リズム本」を出せば、中老年ドラマー・バンドマン族が嫉妬心から否定して来るし(そもそも、世代的に、私より年長の彼らが、勝手なリズム論を展開して、若者を洗脳し、日本人のリズム感をダメにして来た張本人たちではないのか?)、そして、ジャズの「アドリブ本」を出せば、明らかに素人のジャズ・オタク族が、「こんな本を読むな!」と妨害して来るわけである。

まあ、いちいち、これに私から反論してもお金にならないので、黙ってスルーしてはいる。

そもそも、「これはモードだ!」「これはビバップだ!」とレッテル分けをしている段階で、素人だとわかる。

何かの古いテキストに洗脳されている証拠だ。

これが私の生徒だったら、「はいはい、何でもいいから人前で弾いて見なさい!」となる。

テキストの1コーラス分のアドリブを丸暗記して、得意気に弾き始めたとしたら、「じゃあ、その調子で10コーラスぐらい弾いて見て」となる。

当然、同じアドリブを10回繰り返す事となる。

どうせ、何をやっても同じフレーズしか出て来ないなら、「しかたない。じゃあ、1個のコードだけ伴奏するから弾いて見なさい。」、となる。

当然、これもできるわけがない。

そもそもが、あるコード進行を想定しての丸暗記メソッドで、アドリブができた気分に浸っているからだ。

まずもって、それを「アドリブ」と呼ぶか、ではある。


インテリを気取る塾講師軍団のジャズ・オタクバンドが、ライブをするから、と言うので、その実体を人づてに聞いたら、全員、レコード・コピーを必死にやって、それをそのままステージで再現する、というものだった。

もちろん、何コーラスもできるわけないから、せいぜい「コピー譜」を購入して、これを元に2コーラス分を披露するだけだ。

そこまでして、「オレはジャズの素晴らしいアドリブができるんだぜ!」と世間にアピールしたい、というものなのか、とその自己顕示欲度にびっくりした事がある。

「アドリブ」というのは、本来、自分自身が「自由」になるために学ぶものなのに、どんな手を使っても、これができているふりをしたい、という行為自体、詐欺師的というか、ちょっと異常なほどの「ええかっこしい」ではある。

この事に自分自身では気づかないくらい「とにかく人より優れたい!」という無意識の欲望に支配されているわけだ。

「アドリブ」ではなく、”必死に暗記したフレーズ”を緊張感丸出しで、再現するだけの演奏を“アドリブ”だと言い張るわけである。



これは、語学学習のパタン・プラクティスのトリックと同じメソッドではある。

「空港にて」「ホテルにて」「レストランにて」「病院にて」「自己紹介の場合」といった、状況を設定しての学習だから、これを丸暗記すれば、できた気になる。

しかし、これは錯覚だ。


あらかじめ設定された状況でのみ、喋った気になっている役者と同じようなもので、実際には、通用しない。

これでは、「有限」の会話の学びでしかない。

ところが実際の「実践」では、それほど都合の良い「有限」な状況はない。

”空港”では、「あっ、おまえこの白い粉はなんだ!ちょっとこっちさこう!」となったり、”ホテル”では、「お客さんの名前は、ありませんねぇ。一番高い部屋は空いてますけど」となったり、”レストラン”では、「あれ、こんなの頼んでないんだけど!」という事になったり、緊張して、胡椒のビンを割ったり、”病院”では、2時間、3時間経っても呼ばれなかったり、”自己紹介”では、用意したジョークに誰も笑わなかったり、と、とにかく、”現実の世界”では、すべてが、想定外の事が起こる。


音楽に話を戻しても、1コーラス分のアドリブしか「暗記」してないのに、「10コーラス」くらい弾いていないければいけなかったりする。

しかし、実際は、それ以前の問題で、「とにかく、その酷い“のり”はどうにかならないのか?」となるのが普通だ(一般の人にとって、ジャズ学習の7割は、リズム修行だ。)

どこかの理論書で覚えた“モード”とか“ビバップ”だとか言っている次元ではない。


とにかく、こちらとしては、ただただ、こんな発言を聞かされるのが恥ずかしい。

掛け算九九を覚えたばかりの小学生が、大学の数学教師に「あんたの本では、掛け算九九が学べないよ!」と言っているようなもので、ただただ、恥ずかしい。

ちゃんとこの保護者がいれば、「す、すみません、この子、掛け算九九を覚えてから、もう数学博士になった気になってしまって、どこでもこんななんです。でも、実際、この子、掛け算九九、よく間違えるんですけど。まだ、ぜんぜん覚えてもいないんです。本当にすみません。ただ威張りたい子なんです!」と、叱るところではある。

実際、掛け算九九を覚えて、唱えれば、算数ができそうな感じはあるが、それは単に、暗記しただけで、数学感覚とは全く別物だ。

それがわかるから、ただただ、発言が恥ずかしいので、思わず、目を背けて、スルーするようにしている。

成長すれば、自分がどれだけ恥ずかしい事を言っているかがわかるはずなのだが、ゆとり世代の子は、成長もゆとりがあるし、だから物事に奥深さがあるという事を知るのにも、これまた、かなりの時間のゆとりがあるようだ。

ちょっと何かを丸暗記しただけで、できた気分になるし、そうした気分にする本を魔法の本のように思いたがるわけだが、そもそも、一生、現実の仕事では、それでお金を稼ぐわけでない仕事なら、それが役に立つか立たないかの検証も生涯にわたってできない。

だから、これが、単なる、「趣味」の段階なら、役に立たたなくてもいいわけだ。

本当にそれで食べて行こうと思うなら、そんなまやかしに時間を費やしている場合ではない。

音感でもすぐに移調して弾け!譜面なしで伴奏して!となるし、とにかく、お客さんからお金を取って、満足するアドリブを見せつけなきゃいけない。

そんな事が、10代にも、20代にも、30代にも、40代にも起こらないなら、それは、単なる「趣味」として、できた気分に浸れる本のアドリブや英語の丸暗記でもしてたらいいんじゃないか。

本業の人は、それができないと死活問題になるわけだ。

教室稼業にしても、生徒が実際にできるようになって、生徒自身がお金を稼がないと意味がない

それでも、それがわかるようになるためには、自分自身がちゃんと成長しないといけないわけだが、そんな匿名モンスター批評をやっている者が成長する事はない。

また、生涯、「趣味」の段階の者が、人前で演奏する“ハメ”になる事(勇気?)も、ましてや、お金を取っての演奏する事もないわけだから、自分の実力が、本物かどうかを“検証”することもない。

だから、この人たちは、一生、“真実”に気づかないまま人生を終えるしかない。

しかし、ただ、終えればいいものを、この人たちもまた、“この事”を子孫に残しておこう、と思う行為に出る。


“この事”って何か、となるのだが、この事は、この事だ。


それが、“お父さんの言う事は正しいんだよ!”だ。


自慢する相手が、子供の内は、いいだろうが、だんだん、その子も大人になるに連れ、「あれ?どうも、世の中は、うちのお父さんの言うとおりじゃないんじゃないか?」となる。

だって、お父さん、いつも家の中で、威張っているだけじゃないか、と。

唯一のこのお父さんの自慢は、「お父さんは、若い頃、匿名で、いろんな人気本にクレームを付けて、世間を騒がしたんだぞ!」となる。


すると、子供は、「ええ!お父さん、じゃあ、ジャズのアドリブもできて、英語もペラペラなんだね!一度も見た事ないけど」となるだろう。


なんだか、考察していたら、彼らが、さらに哀れに思えて来た。


人間、経済的に食べて行ければ、あとは、暇にまかせて、あれこれと“上から目線の状況”をむりやり作り出し、クレームを付けて、自分がいかに偉大かを実感するだけで、ストレス解消となる。

私の”かつて”の友人も、本人は、生きていて、な~んもした事がないのに、偉そうにいろんな事を否定していたものだ。

この事からも、人は、偉そうに言うためには、いかに経済的に自立する事が大事かがわかる。

それだけで、どんなに偉そうに振る舞っても許されるわけだ。

だから、その“素性”がばれてしまったら、その経済的基盤を揺るがしかねないから、絶対に明かさない。

そもそも、彼らにとって、ジャズなんか、生活の中で、経済とは、全く関係ない、どうでもいい”趣味”のものだ。

ジャズに限らず、芸術全般なんか、自分の生活とは無関係のものだから、成長しようがしまいがどうでもいい。

語学も同じだ。

それを使って食べているわけでもないから、どんなものに騙されようが本来、どうでもいいものだ。

そもそも、英語を喋る外人なんか友人にいるわけもない。


ところが、これが、本の作者やCDのミュージシャンの場合はそうは行かない。


実際に、それで食べているからだ。

世の中には、音楽を教え、本やCDを売って生きている人もいるわけで、それが経済的基盤になっている種族が、実際にいるわけだ。

この種族へ、もっと知ったかぶりしてストレス解消したい、という、生涯、「現実」を知る事がない“お父さん及びその息子”といった種族が絡んで来る事になる。

これが、、一つ星、二つ星のレビューとなって現れているのだろう。


これでは、当然、それで食べている方が不利ではある。

しかし、モンスターの彼ら自身が、自分の仕事ぶりをインターネットで批評されたら、おそらく生きてはいないだろう。

だから、「人生」という大きな括りで見ると、どちらが哀れな結末を迎えるかは、ちょっとわからない。


本やCDが売れなければ、作家やミュージシャンが悲惨な末路になるのだが、じゃあ、モンスター・**軍団の方は、となるが、彼らにとっての経済的基盤が別である限り、勝者は常に彼らにあり、この罵倒ゲームは、終らない。

彼らは、匿名でもいいから、ストレス解消で、その生涯で、どんな文化遺産であれ、そこに、落書きできれば、本望であるからだ。

ここまで、ゴキブリのように低次元で生きる生物に、高次の生物が勝った試しはないんじゃないか。

繁殖率、という点からも、撲滅できる代物ではないわけだが、人間という生き物は、レミゼラブルのジャンバルジャンのように、そこにパンが置かれているから盗むわけであって、パンがなければ、犯罪を犯さない、という事も言える。

つまりは、自分が利益を得るためには、倫理的、道徳的なものは、どうでもいい、とする巨大組織のシステムを作り上げる事が現代では巨大な富を得るためには大事であるが、だからと言って、いちいち、それに乗っかってしまう種族も、神は、ついでに御造りたもうた、という事だろう。


邪悪な心は、常に邪悪な心を「引き寄せ」、こうして“おまえ死ね死ね団”が形成されるわけである。

だからこそ、今後とも、観察を続け、その言動を反面教師にし、未来への糧として欲しい。

でないと、彼らの“存在”が、地球上から、全くいらないものになるだけであるから、それでは、我が心も“浄化”されない。


人類の文化財に、落書きをするような彼らの精神は、こうした“縁起”が重なって発生するのだろう。


彼らには、人生を賭けて行う“本業”がないからこそ、無関係な身で、いちいち、しゃしゃり出て来るんだろうなあ、という事だけは、誰でも見抜けるはずだ。

しかし、その道で生きる、という事に“匿名”という選択はない。

また、名前を出して、他者を批判する限りは、それ相当の自分自身を提示して証明しなくてはいけない。


合掌



















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