2012年10月02日

新型ウツと永ちゃんと朝生、原発ゼロ社会とオスプレイ中継

台風情報も古くなったので、久々に、テレビで、お勉強。

9月27日、木曜日の深夜に、再放送なのか、NHKの番組「職場を襲う”新型うつ”」を見た。

4月のNHKスペシャルの反響編で作られた続編だ。

この新型のウツは、病気か甘えの区別がつかない”ウツ”だという。

何しろ、会社には行くのが嫌で、ウツ病として休職はするが、休職中、プライベートで旅行や市民マラソンには参加したりする、というから、確かに、世の中を舐めているのか!、と思うほど、やっかいだ。

主な参加者は以下。


1:江川 紹子

『(えがわ しょうこ、1958年8月4日 -:東京都杉並区生まれ。千葉県立船橋高等学校全日制普通科を経て早稲田大 学政治経済学部卒業。 』

あのオーム・ジャーナリストの江川紹子は、司会進行役で参加。

2:古市憲寿

『(ふるいち のりとし、1985年1月14日 - )は日本の社会学者 。という肩書き。現在東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。有限会社ゼント執行役。東京都出身』


”新型ウツ”の同世代の古市氏の意見は、今の時代は、昔のような、コミュニケーション下手な工業型の社会と違い、サービス産業主流の時代でもあり、コミュニケーション能力が複雑になったので、自己主張の苦手な世代に取っては、苦手な社会でもある。昔は、自分がなくても勉強できればいい時代。

しかし、今の時代は、勉強しさえすればいい、という時代でもない、自分を作らないといけなくなっている、ということも関係がある、というコメント。

今の人は、エリートになりたい、とか、お金持ちになりたい、とかではなく、安定した場所で仲間たちと生きていきたい、という願望がある、と。

エリートばかり、育成する会社ではなく、一般職としても成立する仕事を肯定する会社が必要、と主張。


3:尾木ママこと、尾木 直樹

『(おぎ なおき、1947年1月3日 - )、滋賀県伊吹町(現:米原市)生まれの教育評論家。法政大学教授、早稲田大学客員教授。臨床教育研究所「虹」主宰。』


「大学でも、これまで、先生に気に入られようと生きて来た”真面目”な生徒ほど、1年もたない。」

また、新型ウツの若者は弛んでいる!とする経営者の男性に対して、「弱みを見せてはいけない、という古いタイプの人は、旧型のウツになりやすい」と、意外に関西出身の尾木氏。

4:斎藤環

『(さいとう たまき、1961年9月24日 - ):精神科医、評論家。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学。爽風会佐々木病院診療部長、社団法人青少年健康センター参与、筑波大学医学博士。』

精神科医の斎藤氏は、「こどもの頃は、手のかからない”いい子”でした、という”病歴”があったらやばい」と言うのは、精神科医としては常識な話、という。

いかに、子供が”いい子”を演じるために苦労して来たかが、問題だ、という。それと、こうした問題で、何でも母親のせいにすれば、簡単だから、母親が甘やかした、という結論になりがちだ、と。父親は、自分が悪いと認めないから母親のせいにしがち、と指摘。

しかし、母親のせいにすれば、母親は、すぐに、自分のせいにしてしまうから、これは、イージーな分析でしかない、と。

一番、難しいのは、「人薬(ひとぐすり)」。

人と会う事が無料の”薬”になる。

他人と1対1(face to face)で、向き合って、そこで、承認されたり、受容されたりすることが、自信につながるので、大事な事なのだが、そうしたチャンスがないのが問題。

5:南沢 奈央『(みなみさわ なお、1990年6月15日 - )日本の女優。』は、番組のリポーター役。


、というような出演者。

この現代型ウツは、自我未成熟で、ゆとり世代でもあり、他人から怒られた事もないので、叱られると、”小学生のように”何もかも他人のせいにする、と言う特徴がある。

治療法の一つに、患者同士が語り合う”グループ・ミーティング”がある。

新型ウツの患者は、責任を他人に押し付けるので、傷つきやすい。

しかし、一般の人の意見は、すぐには受け入れられないが、同じ患者同士からの指摘は受け入れられる。

そこから、「小さな傷つき」→「弱さの自覚」→「成長」、といったプロセスの経験が必要。この諸悪の根源である”ゆとり教育”とは、なんだろうと、ちょっと調べて見た。

『ゆとり教育:1980年度、1992年度、2002年度から施行された学習指導要領に沿った教育のことであり、小学校では1980年度から2010年度、中学校では、1981年度から2011年度、高校では1982年度から2014年度(数学及び理科は2013年度)まで施行される教育である。

1980年度、1992年度から施行された学習指導要領による教育と2002年度から施行された学習指導要領とを区別する人もいる。また、1992年度から施行された新学力観に基づく教育をゆとり教育という人もいる。

まず1970年代に日本教職員組合 (日教組) が「ゆとりある学校」を提起をし、国営企業の民営化を推し進めた第2次中曽根内閣の主導のもとにできた臨時教育審議会(臨教審)で、「公教育の民営化」という意味合いの中で導入することでゆとり教育への流れを確立し、 文部省や中教審が「ゆとり」を重視した学習指導要領を導入し開始された。

「ゆとり教育」はその目的が達せられたかどうかが検証ができない状態の中、詰め込み教育に反対していた日教組や教育者、経済界などの有識者などから支持されていた一方で、それを原因として生徒の学力が低下していると指摘され、批判されるようになった。(以上「ゆとり教育」Wikipediaより)』


1980年度と言えば、今から32年前、という事になる。

当時、7歳くらいの小学1年生だったら、現在は、39歳。
義務教育の範囲の13歳の中学1年生だとしたら、45歳。

1992年度、と言うと、20年前で、これも7歳くらいだと、現在は、27歳。
13歳の中学1年生だと、現在は、33歳か。

影響がある、という点で言えば、やはり小学1年生から、ゆとり教育を受けている場合だろうから、1992年を”ゆとり教育”のスタートとすると現在27歳あたりとなるか。(1980年度スタートで、39歳。)

おおまかに言って、39歳までは、ゆとり教育の可能性はある、という事か。

新型ウツの一番の特徴は、自分を理解して欲しい、という願望の強さ。

治療、解決の兆しとして、意外に、こうした”新型ウツ”の若者を上手く雇用している会社もある。

まず、他社から排除されて来た同じ症状の者たちを採用し、経理処理など、負担の軽い仕事をさせる。
同じ仲間なので、話しやすい。

また、自分の直属の上司ではなく、他の部署の先輩を指定して、相談役(MENT0R制度)を持つ事で、会社での孤立感を克服。

この会社は、新型ウツの人が辞めないどころか、他社から排除された新型ウツの人も、十分、戦力として使える、として積極的に受け入れている。

叱られた事のない、ゆとり世代を中心に起こる、新型ウツ、その流れから”引きこもり”というフルコースがあるわけだ。

考えて見ると、昔は、そんな若者なんか気にせず、どんどん切り捨てるほど、若者がいたんだなあ、という気がしないでもない。

脱落して行く者なんて、誰も気にせず、社会から切り捨てられていた。

それほど、若者に溢れていた時代なんじゃないか。

何をしても、競争、競争の社会だ。

それが当たり前だった。

まあ、6人兄弟と、一人っ子の違いかもしれない。

、、とそんな時、9月29日(土)PM11・00~AM 0:00、NHK総合「矢沢栄吉:63歳のメッセージ~カリスマ・40年目の夏」のドキュメントを見た。(再放送:10月5日、金曜日、午前1時15分~2時17分「10月4日木曜日、深夜」)

新型ウツがどうでも良くなってしまった。

しかし、"矢沢"もウツの時があった、というわけだが、ひたすらベロベロになるまで酒を飲んで過ごしていた、という。

ただ、”矢沢”が、一人で、飲みに出て、ベロベロになるまで酔った、というので、奥さんに、”矢沢”が、一人で、酔いつぶれるまで飲みに行かないように!と注意されたらしい。

実際、矢沢は、ウツに関して、以前、視聴者から質問を受け、答えていた回があった。

1年間、コンサートを控えたそうだ。

そうして、自分にやれるのは、音楽しかない、と言う結論に達したと言うエピソードだ。

(実際の矢沢氏は、自分の興業に必要なコンサート企画運営、音響に関する会社を持っていて、何十人と言う社員を抱える社長業も兼ねているはずだ。経営者でもある。)

番組は、NHKのアナウンサー、有働由美子(うどう ゆみこ、1969年3月22日 - 、NHKのチーフアナウンサー。)が、43歳で、”初めて”矢沢栄吉氏の音楽を聴いての感想が主体だが、43歳にもなって、初めて、”矢沢”を聴くって、**なんじゃないか。

43歳にもなって、アナウンサーが世の中を知らな過ぎじゃないか。
NHKの人気美人アナウンサー風だが、初めて見る。

まあ、いいか。

NHKのアナウンサーは、みんな自分を勘違いして、”大物”だと思いがちだから、いずれ”民放”という”世間”に出て見れば、自分が何者かわかるだろう。

「なんだろう、この60歳過ぎた方に、こんな離れててもセクシーみたいな、なんでだろうな。。」

、、とか上から目線で言うている。(敬語で表現しようが、上から目線は上から目線だ。)

「オープニングは、新曲(IT’T UP TO YOU「2012」)、60歳を超えて作ったとは思えないロックンロール!」

、、とかもナレーションで言うてる。

そもそも、”ロックンロール”という言葉をいかにも知ってます、という口調で使うなら、”矢沢”を43歳で初めて聴く、なんて事自体が、傲慢な上から目線じゃないのか。

じゃあ、誰を聴いて”ロックンロール”と言う言葉をいかにも自分が使い慣れた言葉かのように使っているのか。

(もちろん、”チャック・ベリー”というなら、「ああ、それは、失礼しました!」と言うしかないではある。)

「矢沢栄吉ってこんなかっこよかったんだっけ!」

、、とかも言うてる。

これを二十代が、言うなら許せるが、43歳が言うってのは、舐めとるなあ。

十分、矢沢世代なはずだ。

それを43年間、”無視”して来たわけで、ただ、番組の設定で、コンサートを見に行ったわけだ。

「私、今まで、”矢沢”を知らなかったけど、1年前に接して、ファンになったので、今回の番組を企画しました!」というならわかる。

まあ、いいか。

NHKアナウンサーは、みんな大物ぶって生きてけばいいだろうし。

私の場合は、個人的にも、10年前から、私のホームページやブログを「あんな変なホームページ!」と言った、顔見知りの某NHKの大物アナウンサーにも不快な感情があるから、なおさら、こうした”トラの威を借る”、”親方日の丸”的な体質が、目に付くんだろう。

しかし、こうした番組は、すべて、プロデューサーや脚本家の指示通りだろうし、これに忠実に従いアナウンサーは、演じているに過ぎないわけだから、有働アナには、罪はない。(、、としておこう。)

ただ、40代の女性代表で、”矢沢って凄いよ!”と改めて、発掘する必要はない企画ではある。

本人は、”矢沢”が初めてだろうけど、私は、”有働アナ”が初めてだったので、なんじゃあ、この女は~!と、ついつい、女性の好き嫌いの激しい、若い頃の自分に戻ってしまった。。。

じゃあ、”お仕事”で、80歳の”高倉健さん”のドキュメントがあったら、その口で、今度は、何を言うつもりか。

(健さんは、今年、81歳だそうだ!最近、6年ぶりの映画「あなたへ:2012年8月公開」作りで、やたらのテレビ出演で話題だ。長年、ベールに隠されて来た、気さくな”高倉健”の実像が、これで記録された!実像も映画の中の健さんと変わらないストイックさだ!先月、9月のNHKでの独占インタビュー番組を見逃した事が、生涯、悔いが残る。。。う~無念。。)

『高倉 健 (たかくら けん、1931年2月16日 - ) は、俳優・歌手。本名 : 小田 剛一 (おだ ごういち)。愛称は健さん。2006年度文化功労者。』

「高倉健って、こんなかっこよかんたんだっけ?」

「なんだろう、この80歳過ぎた方に、こんな離れててもセクシーみたいな、なんでだろうな。。」、、とか言うてるんだろうか。

やっぱり、”芸”というのは、ファンや親戚縁者、友人、知人を前提にしては、反感を買うもので、常に、未知の客を相手に磨かないといけない。

それはアナウンサー芸も同じであるはずだが、まあ、NHKアナウンサー体質という事でしょうがないか。

”民放”という”世間”に出なければ、一生、安泰の管理職ということでいいか。

フリーのアナウンサーなら、上から目線の発言は、視聴者の反感を買い、失職じゃないか。


さらに、9月29日(土)は、朝まで生テレビ(1987年スタート)「激論!原発ゼロ社会の検証!」を見た。


司会:田原総一朗:ジャーナリスト


1:柴山昌彦:自民党・衆議院議員。党総合エネルギー政策匿名委幹事

2:池田信夫「アゴラ研究所 所長 経済学者」

3:澤昭裕:NPO法人国際環境経済研究所 所長

4:澤田哲生:東京工業大学 原子炉工学研究所 助教

5:須黒奈緒:「緑の党」共同代表 東京・杉並区議

6:吉岡斉:政府事故調査委員会、委員 九州大学副学長

7:福山哲郎:民主党・参議院議員 党エネルギー・環境調査会副会長

8:飯田哲也:環境エネルギー政策研究所所長 大阪府市特別顧問

9:田坂広志:多摩大学大学院教授 元内閣官房参与

10:Misao Redwolf(日本人女性):首都圏反原発連合メンバー

11:原田裕史:首都圏反原発連合メンバー

12:野村修也:国会事故調査委員会 中央大学法科大学院 教授


とりあえず、一番、喋っていたのは、福山哲郎、民主党:参議院議員で、発言が喧嘩腰で過激だったのが、池田信夫だ。

(敬称なんていらないだろう。)

経済を考えると原発が有効、という派で、2030年、原発ゼロという主張には、何の根拠もない、として無意味な主張と指摘。

やたら、人を小馬鹿にしたように、上から目線で、吐き捨てるように議論する”術”を使うので、一体、どんな人かと、池田氏のプロフィールをチェックした。

『池田信夫:(いけだ のぶお、1953年〈昭和28年〉 - )日本のアルファブロガー、経済学者、経済評論家、SBI大学院大学客員教授、株式会社アゴラブックス代表取締役社長。元日本放送協会(NHK)職員。

京都府生まれ。東京大学経済学部卒業、慶應義塾大学大学院博士課程修了。大学院における指導教員は金子郁容、取得学位は博士(政策・メディア)。

人を罵ることでもよく知られ、勝間和代の本は出来の悪い学生の答案、武田邦彦は放射能デマ売り歩き稼いでいる、自由報道協会は犯罪者などを呼んでデマを流すデマゴーグなどその他多くの著名人の名を挙げては罵りの発言をしている。

また橋下徹を「冗談でなければ無知としか思えない」「橋下氏の話は支離滅裂」などといつものように批判記事を掲載したところ、逆に橋下徹から「池田信夫は言うだけ識者」「モノ知りレベルでは官僚機構の課長程度」として馬鹿にされるハメになった。(Wikipediaより)』


あっ、この人を罵るキャラの男は、元NHK職員だったのか!
アナウンサーじゃないので、NHKでは何をしたかをチェック。


『池田信夫、NHK時代の活動:

朝日新聞社からも内定をもらっていたが、新人記者を警察記者クラブで研修させる「サツ回り」が嫌で断ったとブログでコメントしている。

NHKでは報道局特報部でディレクターを務め、『ニュースセンター9時』の制作に関わり、『クローズアップ現代』では初代デスクを務めた。

数千億円の受信料と税金を投じたにもかかわらず、結果として失敗に終わったアナログハイビジョンのプロジェクトメンバーだったが、「現場でハイビジョンの開発をしていた私たちにとって、それは衛星放送で限られたマニア向けに流すとか、業務用の高級AV商品」と考えていたと記している。

1980年代には、ハイビジョン開発プロジェクトの一環として、ハイビジョン番組の制作に関わったこともあるが、(当時使っていた小さなモニターでは)ハイビジョンの画質のよさがよく分からなかったという。

NHKを退職したのは39歳で管理職の辞令を受けたときだが、管理職になると番組制作には基本的に携わることができなくなり、制作費の管理というつまらない仕事をするだけだと述べている。(Wikipediaより)』


威張り癖は、NHK体質だから、これもしょ~がないか!

おまけに東大出身、とあるし。

NHKの裏には、こうした人間たちがいたわけか。

勉強になった。


Misao Redwolf、という日本人女性も、名前からして、国籍不明で、私よりも、けっこう年長に見える。

また、腕全体にタトゥが彫られているので、気になったので、これもチェック。

「90年に渡米し、各国を放浪。99年よりイラストレーターとして東京をベースに活動。07年 反原発グループ主催。今年4月、300人で始まり、今や数万人規模となった”官邸前デモ”のキーパーソン。」と番組のプロフィールにある。

さらにインターネット上でチェック。

『Misao Redwolf / イラストレーター・デザイナー

広島市生まれ。セツ・モードセミナー中退。

幼少の頃から絵を描き始め、中学時代には雑誌『STUDIO VOICE』などに、ペンネームにて作品が掲載される。
セツ・モードセミナー在学中はバンド活動のかたわら、小泉今日子やチェッカーズなどのアクセサリーや コスチュームのデザイン製作に関わる。 90年に渡米移住と同時に断筆。

ニューヨークのイースト・ビレッジに魅せられ、ゴーゴー・ダンサーとして生活を始める。その後イギリス・イタリア・日本をストリップをしながら放浪。帰国後99年より再び絵を描き始め、イラストレーターとして東京をベースに活動をはじめる。主にファッション関係の仕事のほか、

タトゥーのデザインも手掛ける。 スピリチュアリティ、スーパー・ナチュラル・パワー、シャーマニズムなどのスピリットや、精神としてのロック・ミュージックを根底に抱きつつ、 ポップかつカジュアルな作品を描き続けている。』


のほほ~んキャラとして、面白いのは、吉岡斉氏。これも、ついでにチェック。


『吉岡 斉(よしおか ひとし、1953年8月13日 - )は、科学史家、九州大学教授・副学長。富山県生まれ。東京教育大学附属駒場高等学校、

東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学研究科科学史修士課程修了、村上陽一郎、中山茂に学ぶ。

1983年同博士課程中退、和歌山大学経済学部講師、同助教授を経て九州大学教養学部助教授、同比較社会文化研究院教授。

1995年毎日出版文化賞、2000年エネルギーフォーラム賞特別賞受賞。産業技術と倫理の関係について研究し科学社会学を構想している。』


常に、発言の中心となって民主党政府の弁明をしている民主党議員の福山氏もチェックして見た。

『福山 哲郎(ふくやま てつろう、1962年1月19日 ‐ )は、日本の政治家。民主党所属の参議院議員(3期)、参議院外交防衛委員長。内閣官房副長官(菅内閣・菅第1次改造内閣・菅第2次改造内閣)、外務副大臣(鳩山由紀夫内閣)、参議院環境委員長、参議院民主党政策審議会長等を歴任した。』


これは、不謹慎ではあるが、田坂 広志(たさか ひろし、1951年 - :多摩大学大学院教授。専門は、社会起業家論)は、発言するたびに、歌手の徳山英明氏に声がそっくりだなあ、と思う。

『徳永 英明(とくなが ひであき、1961年2月27日 - )は、日本のシンガーソングライター、作曲家、俳優。本名、德永 英明(読み同じ)。福岡県柳川市生まれ、兵庫県伊丹市育ち。』


あと、目立ったのは、若いのか年寄りなのか、よくわからない原田裕史氏。頭は白髪頭の坊主刈りだが、顔は、若そうな感じ。

これは、インターネット調査でも年齢は不明。

そして、ちょっと、ファッション的に不明なのが、澤田哲生氏。

『澤田 哲生(さわだ てつお、1957年 - )は、日本の科学者。東京工業大学原子炉工学研究所エネルギー工学部門助教、東京工業大学博士 (工学)。』

イケメンで真面目な学者風ではあるが、なぜか、赤い縁どりのメガネを掛けているので、これは、笑福亭 笑瓶か、ビビる大木を思い起こす。

なんでそういうメガネを掛けているのか、不明。

メガネに田原氏が、突っ込む事もない。

『笑福亭 笑瓶(しょうふくてい しょうへい、1956年11月7日 - )は、落語家・お笑いタレント(しかし最近ではタレントとして表記される)。所属事務所は太田プロダクション。上方落語協会会員。大阪府出身。興國高等学校、大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業。本名は渡士 洋(とし ひろし)。左利き。

ビビる 大木(ビビる おおき、1974年9月29日 - )は、日本のお笑いタレント。本名、大木 淳(おおき じゅん)。』


録画していても、朝方まで見てしまったが、結論は、何もない。

とにかく、放射能も何シーベルからが危険か、賛否両論で、データとしては、広島の原爆の時のデータしかないそうで、それ以下のものに対しては、何とも言えないが、世界の危険な基準値というのは発表されている、と九州大学、副学長の吉岡斉氏。

雰囲気として、池田信夫氏が、「わる(悪る)もん」の典型だとしたら、吉岡氏は、「いい(良い)もん」の典型ではある。

だんだん、「ああ、わるもんがまた罵りながら喋ったな!」とか、「おお、いいもんが、ついに喋ったか!」と言う眼で見ていた。

実際、いいもんの吉岡氏は、田原氏が、指名しないと喋らなかった。

そのためか、いいもんとわるもんの直接対決はなかった。

常に、対立していたのは、原発反対デモのメンバーの原田裕史と、わるもんの池田氏だ。
相手を罵るように発言する池田氏の戦法は、長い間の裏方NHK暮らしで培ったものかもしれない。

改めて、様々な”人材の宝庫”としてのNHKを今回のテレビ・ワッチングで学べてよかった。


PS:

沖縄でのオスプレイ配備暴動は、実際は、150人くらい、と昨日の新聞にあった。

前回のブログでのリポートでの250人は多すぎだった。

現実は、10万人分の150人ってとこだった。

警官隊と座り込みデモの老人軍団との激しい小競り合い。

ただ、新聞によると、ツィッターやフェイスブックで駆けつけた一家の車にも、警察が「窓を開けないと叩き割るぞ!」と警棒で窓ガラス窓を叩いた、とあるから、網戸を開け閉めして見せる台風17号より荒っぽい。

同じ”沖縄人(ウチナーンチュ)”だというのに、一方は、米軍側に付いて、阻止する側に回り、過激に取り締まる、という状況を嘆いている。

これで、沖縄の精神とされていた”イチャレバチョーデ~(同じ飲み屋にいれば、みんな兄弟?)、ゆいまーる(助け合い)幻想も消える。

まさに、戦時中の”有事立法”そのもののようだ。

こういう時にこそ、権力側に付いた人間の体質が出て来るもんだ。

現場では、国会議員も含め、警官に締め出された、というから凄い。

民主党政権ニなってからの政権批判は、自民党議員たちには、言い易いが、元々は、自民党政権で作られた国家システムと”密約”である。

だからと言っても、民主党議員だって、元は自民党議員ばっかりだから、もう何がなんだかわからない。

何でも責任を拡散して、配置替え、支店移動させてしまえば、顧客を大損させた証券会社の社員も責任は問われない。

ぜひ、BGMは、中島みゆき「シュプレヒコール」を歌ったものがいい。

座り込みながら暴れる老人を何人もの警官が担ぎ出して逮捕するシーンが流れた。

付近一体は、駐車禁止となり、駐車した車を次々と検挙していったらしい。

車内にいても「開けろ、開けないと窓ガラスを割るぞ!」という警官軍団。

正義の味方と信じていた、警察が!、、とショックを隠せない参加した女性談。

これを地獄絵巻図と言わずして、なんと言うか。

同じ沖縄人(ウチナーンチュ)が、警官とデモ側でぶつかるわけだが、今さらながら、これが権力で、バカとハサミは使いよう、という言葉も浮かんで来る。

バカと権力は使いようであるわけだ。

こうなるのは予測が付く話ではあるが、どうせデモをやるなら、インターネット中継して世界に流すくらいの知恵のある人間は、地元国会議員も含め、誰一人もいないってのが、残念な事ではあるが、老人軍団だからしかたない。

ひょっとして、誰かが、これを撮影していて、やがてドキュメンタリーとして放映されるのか、という期待もあるのだが、どうなっているかは、まだわからない。

その一方で、何かと、県内の土建業の利権を握る建設業の父親を持つ、下地幹雄議員が、第3次野田内閣入りした、とニュース。

、というわけで、本業の仕事が暇な、私のワッチングの日々は続く。

テレビは、「社会の窓」と言ったのは、マクルーハンだった。

番組しだいで、バカにもかしこにもなるブラック・ボックスではあるが、見る人が、見れば、何でもタメにはなる。

しかし、これは、テレビに限らない話ではある。

難しい本をたくさん読んでも、バカな人はいるし、頭が良すぎて、人を罵るように話すエリートもたくさんいる。

一概に、何がどう、とは言えない、ではある。




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